問題児その11 対策 学校公開日 授業参観 あすなろ特別学級 [マイイベント]
おはようございます。こうです。
昨日(6月12日)と今日(6月13日)は小学校の「学校公開日」です。
学校公開日という名目ですが、親にとっては「授業参観」です。
2時間目から公開されるので、昨日は早速、娘の2年生のクラスと次男の5年生のクラスの見学に行きました。
◎娘の授業態度
国語の時間でした。
最初は何となくいい感じでした。
しかし、そのうちに集中が切れてしましました。
・ 自由に発言してしまう
・ 隣の子に話しかける
・ 先生の話を聞かないので、先生の質問のときに手をあげられない
・ 教科書を開くのが先生に指摘されてから
・ 違うページを見始める
・ 黒板にかかれたことを写す時間に違うことをしている
・ 姿勢が悪い
・ ノートが汚い
また別の授業では
・ 使うように指定されたノートを一度出してしまってしまい、先生に聞かれたときに「持っていない」と答える
◎娘の担任から説明
休み時間に先生が一人でいるのをたまたま見かけたので、挨拶をしてきました。
非常に集中できているときもあれば、集中できないときがあったり、友達と仲良くできたり出来なかったりするようです。
また、休み時間などにトラブルがあると、次の授業は怒りっぱなしなことがあるそうです。
◎次男の授業態度
次男は意外と優等生です。
背筋が伸びていて、発言するときもしっかりと手をあげて、「ハイ!」と大きな声が出ています。
常に先生や発言者の方を見ていて、授業に集中できています。
同じ兄弟でもこんなに違うものかといつも思います。
すべては、私の責任ですが
同じ物でもいつもと違った見方をすることは大事なことですね。
脳の良い刺激になります。
◎娘のあすなろ学級
とてもラッキーなことに、娘が週に2回通っている「あすなろ学級」の見学をすることができました。
あすなろ学級は、授業に集中できなかったり、クラスでトラブルを起こしたりと、集団生活に適応出来ていない子供達のために設けられた「こころの学級」です。
各生徒に、週に1回ないし2回程度、一時限だけ出席できる授業です。
すべての小学校にあるわけではないので、わざわざ通ってくる生徒もいますが、たまたま娘の小学校にあるのでよかったです。
(この辺のお話は、以前記事にしていて重複してます)
各授業の生徒数は1人ないし2人だそうです。
今回は娘一人のマンツーマン授業でした。
大体の内容は次のとおりです。
・バランスをとりながら違う運動をするなど、脳の中枢神経を刺激する
・制限時間を設けて、パズル、迷路、バランスなどのおもちゃや用紙を用いて集中力を高める
・記憶の練習(16個ぐらい?の絵を一つずつ先生と確認して、次に別の紙の同じ位置にその名前を書く)
暫くして妻が来たので、3人で授業を受けました
・写真の間違い探し
・しりとり
・二つの言葉から、共通の分類をさがす。(口と足→体など)
この後が大事だと思いますが、学校での悪い態度の絵を見て何がよくないのか答えさせる課題でした。
次の絵が同級生が困っている絵になっています。
さらに、同級生が笑顔になっている絵になっています。
今回は、
・隣の席の同級生の消しゴムを黙って取る
・給食係で自分のお皿だけ大盛にする
という内容でした。
娘は、最後に授業の感想を書くときには、面倒なのと疲れてきているので、集中が途切れていました。
ダメなときの状態になってしまいました。
いやになってるのかな?と思いましたが、、「あすなろさんはいつも楽しみ」と言っていたので、安心しました。
授業のあとにあすなろ学級の先生から授業について説明がありました。
そして、こんな感じで続けたいを言われました。
また、妻のほうから、友達とのトラブルが少なくなってきたと伝えると先生は喜んでいました。
家庭では、ちょっとしたことでも褒めてあげて欲しいと言われました。
自分は価値があるのかどうか、常に不安なのだそうです。
我が家では上の男の子が娘に否定的なところがあるので、改善が必要だと思いました。
もちろん、両親である私達も気をつけなければいけません。
校庭で次男の体育の授業を見ました。
時々柵の外から見ますが、何をやっているのか分からないので、近くで見られてよかったです。
娘は「困ったやつだ」と思うこともありましたが、やはり原因は家庭にあることを再認識しました。
本当に気をつけないと。
私の次女の幼少時を思い出しました。
次女は子供の頃から「空気を読む」のが上手で、おじいちゃんや
親戚の評判が良かったのです。「過剰」に良かったのです。
それに気づいたとき可哀想になりました。次女は「自分は価値が
あるのかどうか、常に不安」だったのかも・・と思っています。
長女の幼少時は毎晩一緒に布団に入って絵本や即興で面白
おかしいお話をしてあげました。長女は優等生に育ちました。
でも、次女には同じことをしてあげれませんでした。
仕事でそんな余裕がなかった・・言い訳ではなく、経済生活の
ために時間的な余裕がありませんでした。
仕方のなかったこと・・と思っていますが、次女には未だに夫婦で申し訳なかった・・と思っています。でも次女はたくましく立派に育ってくれました。次女にはほんとに頑張ったねと感謝しています。
次女は、たぶん我が家のトリックスターだったのだ・・と思っています。私と家内の気づかない歪みや危機を知らせてくれるトリックスターだったのだ・・と。
私が意識的に心がけていたのは、次女を絶対、長女と「比較した見方をしないこと」そして「次女が生まれてくれて嬉しい」という
思い=次女の存在を徹底的に「認めてあげる」こと・・でした。
言葉でそのことを上手く伝えられませんでしたが、思いは伝わる・・
と信じていました。
・・と、的外れで勝手なことを書いてごめんなさい。
私の独り言です。大変失礼しました。
by toyo (2011-06-14 00:38)
toyo san
子供が何人いても、愛情は公平1+1+1・・・と与えられますが、遊んだり面倒を見て上げられる時間は物理的に1/人数になってしまいますね。
それは回避できないことで、それにより下の子ほどたくましく育つように世の中出来ているような気がします。
経済的に破綻しそうですが、ここ2ヶ月は一日中家で仕事をしています。これまで、長期の出張や残業・休出で娘に声を掛けることすら出来ませんでしたので、放課後どんな生活をしているのかとても良くわかりました。
娘はやはり、自分の存在について危機感を持ち、主張が激しくなり、友達も、同級生も、学校全体、そして兄弟、親もうっとうしく感じてしまい、本人には孤独感を感じてさらに主張を強くするという悪循環にはまっているようです。
ひとまず、「心の教室」で否定されない時間を持てたので希望が持てました。これからは、娘の行動で少しでも本人が良いと思ったことは、どんどんほめてあげようと思いました。
nice!とコメントありがとうございます。
by こう (2011-06-14 06:44)
どの子も同じようにかわいいですが、同じように手を掛けることはなかなか出来ませんね。
親も年を取るし良くも悪くも子育ての「経験」を積むし、兄弟がいるという点で最初から環境が違います。
我が家では「真ん中の子を特にかまってやらなくては」と思いながらも何かと初めてで勝手の分からない上の子とまだまだ小さい下の子に手を取られてしまいます。
難しいですね。
by 林じゅん (2011-06-16 00:37)
林じゅん san
真ん中の子をなるべくかまってあげたほうが良いとうのは良く聞きます。
判っていてもなかなか出来ませんね。そのせいなのか、たくましく育っています。そして、意外と優等生なので驚いています。
コメントありがとうございます。
by こう (2011-06-16 22:16)
あすなろ学級の授業内容など、とても参考になります。
子どもを相手にしている仕事ですので。
公の教育機関ではありません、学びたい子が
くるわけですから、嫌になれば辞めていくでしょう。
しかし、預かったからには、面白いっと思わせなければ!
と、思ってます。
by 夢空 (2011-06-17 23:54)
夢空 san
参考になって幸いです。
体を動かすことと集中することが大切だと思いました。
nice!とコメントありがとうございます。
by こう (2011-06-18 05:26)
誰も悪くないです。
そもそもが人の世は面倒なものなんです。たぶん。
多様性を大切にし、困難に対策がなされる時代でよかった。
まだ何年も苦しいかもしれないけど、いつかみんなで幸福の
中にいることに気がつくと思います。小さな予言です。
by 春分 (2011-06-18 06:12)
春分 san
娘のためにマンツーマン授業をしていただけることは、本当にありがたいです。税金の無駄遣いをさせてしまっていることについて、反省しなければいけませんね。
きっと、春分さんの予言どおりになると思います。
nice!とコメントありがとうございます。
by こう (2011-06-18 07:20)