子供の部活に親がでる？ 正直に生きるのがベター

近所の知り合いからの相談です。

中学テニス部の大会でペアを組んだ子供の親同士のトラブルです。

一方の子供が自分の親に、「あいつがミスをしたので負けたんだ」、「もう少しで県大会に行けたのに」と言っていたので、相手の親に文句のメールを送ったという内容です。

もう一つ付け加えると、普段から真面目に練習していないから、そのせいだということも言っていたそうです。

以下の問題点については、普段の付き合いの背景やもっと詳しい内容を書かないと、理解出来ないと思いますのでスルーしてください。

問題点　１　クレームの相手先が間違っている

そもそも問題のある相手とペアを組む事は、学校側の責任でありその子の親はまったく関係ない。

改善される事が全く期待出来ない事に努力しているように見えます。

問題点　２　事実を伝えていない

大会ではペアで出場したが、普段はお互いに別の子供とペアを組んでいる。

クレーム元の子供は、普段ペアを組んでいる子供と出場して、その子がミスをしたためにもう少しで「県大会」に行けるところを逃したと親に言っている。

しかし、連絡をしてきたということは、親は事実を知っていたのかも知れません。

子供が嘘をついているのか、親が言い難いので違う子供の名前を出しているのか判らない状況です。

愚痴を言いたいのか、文句を言いたいのか、後者である可能性が高いのですがはっきりしません。

問題点　３　クレームになっていない

試合の件については、結局は我慢することになったとの事。

その上で、相手の子供に対して素行が悪いので、今後も心配だと言い出した。

「人の子供の事よりも自分の子供の事を心配すればいいのに、しつこい」と言うと、激怒しだした。

最終的には実害が無いのに文句のような事を言うのは、クレームではなくて気に入らないから腹いせで言っているだけです。

学んだ事

「事実を正確に把握して、正直に伝える」とういことです。

原因

親が子供を威圧する

真実はわかりませんが、大会でペアを組んだ子について、本当の事を親に伝えていないようです。

また、成績についても親を含めて周りに嘘をついているとの事。

簡単に推測すると、大会やテストで成績が悪いと親が怒って殴るからではないかと。

それが恐怖なので、本当の事を言えない。

嘘ばかりついていると、段々と実力が発揮出来なくなるのでは。

結末

大会については、学校からのプリントで「県大会」がおしいどころか、２回戦で負けてしまった事がばれます。

成績については、高校に入学した時に行った学校で成績がわかります。

その子は、いつか親にばれて怒られることに怯えながら日々を過ごしていると想像出来ます。

親の態度が子供にどういう影響を与えるのか、少し理解出来ました。

正直に生きることは、「ベスト」ではありませんが、「ベター」だと思います。