地震への備えは常に考える 長野県北部地震の記憶 [地震対策]
平成26年11月22日に長野県北部で発生した
「長野県神城断層地震」は最大震度6弱で、
けが44人で全半壊住宅は141棟と大きな被害をもたらしました。
しかし、かなり早い段階で多くの方の記憶から
消えていったのではないでしょうか。
地震の後には「衆議院選挙」があり、
クリスマスや忘年会でもりあがって、
仕事納めと正月があって、
地震のことはすっかり、
忘れてしまったというところでしょう。
大地震はいつどこで発生してもおかしくなくて、
発生すれば、すぐに危険にさらされます。
そういった自覚を持ち続けることは、
数十年に一度の現象に対しては、
非常に難しいことです。
毎月発生するのであれば、
不十分な対策では毎月命が危ないので、
いつも気を付けるようになると思います。
ただし、年に一度ぐらいの頻度で
巨大地震は起こっていますので、
いつも気を付けるぐらいで丁度良いと思います。
そのためには、常に震災の悲惨さにふれている必要があります。
一番良いのは、震災に関する本を時々読み返すことだと思います。
じっくり読み返すと、「地震対策をやらねば」という気にさせられます。
因みに、私が地震について強く意識させらた本をご紹介します。
この本では、身近な人が亡くなったという作文は載せていませんが、
当時小学生のみなさんが、恐怖の日々を過ごしたことが生々しく表現され、
読んでいるだけで、巨大地震の衝撃が伝わり、
安全な場所がない日本から逃げ出したくなりました。
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