SSブログ

衆議院議員選挙 一歩抜け出した議論(順番を戻す) [最近思う事]

一歩抜け出した議論として、以下の5つを希望します。

① 一刻も早い原発の安全対策
② 再生可能エネルギーの推進
③ 国防強化
④ 老朽インフラの全体整備
⑤ 国力強化による雇用の創出


① 一刻も早い原発の安全対策

原発の稼働については様々な議論がされています。

推進・脱・卒と色々あって、当然今回の選挙で政党を選ぶに当たってポイントです。

でも、「もういいでしょう」という気持ちが湧いてきて仕方がありません。


現在稼働していない原発は安全かのような錯覚がありますが、地震等により建屋が壊れれば福島の再現になります。
一刻も早く安全対策をする必要があります。
どこで大地震が発生してもおかしくない国土であることはだれもが知るところです。
福島の経験が全く生かされてなくて、大変残念です。
やはり選挙のための主張でしかないようで・・・

まずは、地盤改良や建屋の強化などの「安全対策」最優先!
順番が逆です。

② 再生可能エネルギーの推進
また、再生可能エネルギーの提案があり「それで?」と食いつきますが、いつも具体的な計画が示されずに終わってしまい残念です。

再生可能エネルギーによって雇用の創出にもなるようなので、「なぜ?」緊急的に推進していかないのか、またしていたとしても具体的な議論を見かける事が出来ないので、またまた残念です。


原発の要不要の議論は10年後にでもして欲しいところです。
順番が逆です。

③ 国防強化

国防については、軍備の強化、外交、最後に核兵器の保有などがあります。
軍備を増強して戦争に繋がっていく心配もありますが、やはり外交だけでは難しいと思います。

今、アメリカ軍を排除すれば、中国がせめて来るのは間違いないでしょう。
なぜなら、中国のバブルはほぼ崩壊しかけていて、かつエネルギーの確保が難しい状況であれば、日本の財産と領海内の資源がどうしても必要になっているからです。
東南アジアの海は既に確保しかけています。

北朝鮮の態度でわかるように、外交のカードが核兵器になっているかぎり、核兵器での対抗や核兵器を完全に防御する軍備は避けて通れません。
アメリカ軍がいなくても大丈夫な軍備がないうちは、アメリカ軍による防御が必要なので、アメリカ軍基地はなくせないでしょうね。
順番が逆です。

④ 老朽インフラの全体整備
笹子トンネルの崩落によって9名の尊い命が失われました。
なんとなく、大事故が起こるまではほったらかした感じがします。
この事故を発端に「老朽化したインフラ」が問題になっています。
財源がないのに、補修しなくてはいけないインフラが山のようにあるということです。
なぜか日本がダメになって行く雰囲気になっています。
お金が無くても全体整備が急がれるところです。

⑤ 国力強化による雇用の創出

一方、大規模な人員整理により、失業者が増えています。
やることがあって、やれる人がいると考えてはおかしいでしょうか?
財源はありませんが、仕事が増えて税収が増えればそれは財源になるのではありませんか?
軍備の増強も雇用の創出になります。
代替エネルギーもそうですね。
順番が逆です。


各党の政策を見て色々と考えてみると、あらゆる点で順番が逆だと認識しました。
・原発を無くす議論の前に、まずは既設施設の安全対策
・原発を無くす議論の前に、まずは再生可能エネルギーの推進
・日米安保の議論の前に、まずは軍事力の増強
・増税議論の前に老朽インフラ整備・軍事強化や再生可能エネルギー事業による雇用の創出
・絵に描いた餅よりやれる事を先にやる(総括)


どうも票集めのために結論が先にいってしまい、明日から出来る事について全くピントがずれてしまっているという印象が拭えません。
まだ日本には経済的にも外交的にも余裕があるような雰囲気です。
一方で、少子高齢化や失業者増加で日本だダメになっていく雰囲気もあります。
順番を間違えずに進めれば日本はいつでも活気のある国になれます。

順番を戻して議論しましょう。

nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。